多くの人が早起きに挫折する理由。
それは、結論からいうと、早起きの定石(ツボ)を押さえていないからです。
たとえば、多くの人が早起きを決意すると、起きる時間にこだわります。
私はコンサルティング時、起きる時間にこだわりません。
むしろ、充分な睡眠を前提にした寝る時間にフォーカスを置きます。
早起きを実現させるためには、寝る時間が実現へのセンターピンなのです。
なぜならば、早起きは結果であって、影響要因でコントロールすべきは寝る時間だからです。
脳科学者の茂木健一郎氏は書籍で「朝起きたときというのは、脳のなかの情報がきちんと整理されていて、新しい情報を入れたり、クリエイティブなことをする状態が整っている。目覚めてから2時間くらいは黄金時間」と書かれています。また、昔からの格言で「朝の1時間は夜の3時間に匹敵する」という言葉もあります。
時間に関して重要なことは、記録することである
時間を改善するには「時間簿をつけて改善し続けること」が必要です。経営学者で有名なドラッカーは書籍「経営者の条件」のなかで「時間に関して重要なことは、記録することである。(中略)時間の使い方は、練習によって改善できる。しかし、時間の管理に絶えず努力しないかぎり、仕事に流されることになる。したがって、時間の記録の次にくる一歩は、時間の体系的な管理である。時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、できるだけ排除していくことである。」であると書いています。時間の記録をリアルタイムで取る、そして改善する。これが普遍的な手法です。
実際、私がコンサルティングをしたケースをお話すると、「私は完璧主義で仕事の段取りが悪く、働く時間が長い」という相談でコンサルティングを受けにこられた方がいます。そこで私は完璧主義を改善するコンサルティングをしたでしょうか?いいえ、答えはノーです。私がすすめたのは、時間簿をつけてもらうこと。そして簡単に記録できるツールを使って、改善を習慣化することでした。
診断した結果、何が分かったか?完璧主義は問題ではなかったのです。もちろん非効率の要因ではあったものの、もっと別の問題がありました。なんと、休憩時間・ダラダラしている時間が毎日3時間以上もあったのです。これは計測したからこそ、分かったことです。そこで休憩時間を効果的にして気分を切り替える方法を取ったところ、休憩を1時間半で終えることが出来ました。これだけで毎日1時間半浮いたのです。
めんどくさいことはしたくない
もちろん、これは第一の矢です。次の改善をどんどん積み重ねていくと働く時間は圧倒的に短くなっていくのです。ところが、時間簿がめんどくさい。「どうすればいいのか分からない。だからなんとなく時間管理の本を読んで改善するけどうまくいかない」というのが実情です。原則はいつもシンプルです。問題は、「実践して継続する習慣」があるかどうか?
このプログラムでは、時間をリアルタイムで面倒な手間なく記録をする手法とツールをご提供します。そして改善するための原則やパターンを紹介してコンサルティングします。
朝、会社の時間に起こされていませんか?9時に出社するから7時半に起きていませんか?目覚まし時計に起こされているのは、受身的な人生のサイクルです。この一日のスタートを切ると、自分の毎日は受身の連続になります。会社にギリギリに到着し、計画をするまえにメールや電話の緊急対応に追われて、本来片づけるべき仕事は後回し。疲れてヘトヘトになった20時に気が重たい仕事が残っている。この状況で深夜残業をして、夜寝るのが遅くなり、寝不足で朝7時半に起きる。いつもエネルギーが低く、疲れている。これは悪循環のパターンです。
朝、わずか30分でも早く起きるだけで生活の主導権を握ることができます。なぜなら、自分で決めた約束を朝一番に守ったからです。ここからは自分との約束を守るサイクルが始まります。朝、早めに出社して15分で計画を立てる。朝一番で重要な仕事を片づける。メールや電話などの緊急突発事項は午後一番に片づけると決める。うまく調整して(待ってもらうようにして)、午前中に重要なやるべき仕事を超えると午後にゆとりが生まれます。
朝一番エネルギーがある時が、重要な仕事を片づけるゴールデンタイムです。ここで突発、緊急事項に振り回されないことです。
こんな心配をされている人も大丈夫です。私のコンサルティングを受けている方のほとんどは上手にコントロールするコミュニケーション技術と調整スキルを身に付けられるように成長します。大切なことは原理原則。さて、重要な仕事が午前中に片付いたら、午後は突発対応などの仕事をし、雑用を終わらせて、定時に退社。定時退社というと「絶対無理!」という方が多いのですが、「自分定時」でもいいのです。但し、絶対に自分で決めた退社時間を、恐ろしくストイックに、厳しい緊張感を持って守りきること。これができるようになります。というより、徹底して守って頂きます。。
そういう方にこそグループコンサルティングにお越しいただきたいです。仲間全員で定時退社に取り組んでいきます。この退社時間をストイックに守る。さらに時短仕事術に移行します。私はこれを「高密度仕事術」と言っています。私は以前22時まで仕事をしていました。それでもやり残しがあっていつも追われていました。
ところが今、私は17:30に原則仕事を終えます。朝型に変えて生産性が高まり、働く時間は4時間短縮しました。
「高密度仕事術」で仕事をするようにしたからです。働き方には、極端な話、2つしかありません。
★長時間、低集中で働く
または、
★短時間、高集中で働く
この2つしかありません。なぜなら、脳のエネルギーは限られているからです。
短時間、高密度の仕事術を身につけるのが今回のポイントです。
人生の貴重な時間が2時間生み出せるとしたら、どれだけ人生は変わるでしょうか?
その時間を自分の人生に投資をしたらどのように変わるでしょうか?
早起きが難しい理由
でも、早起きが良いと聞きながらもなかなか実践するのは大変ですよね。その理由は「体内時計が夜型」ということが1つの理由です。人間の脳はいつも通りの状態を維持する機能があります。一度身に付いた習慣が簡単に変わらないのはこのせいです。早起きについては、体内時計が関係しています。身体は寝る時間、起きる時間をすりこまれているので、体内時計を変えるのには時間がかかるのです。体内時計のメカニズムを知り、効果的に変えていく方法を知る必要があります。それは“早起きメソッド”で扱っていきます。
2つ目の理由は「睡眠負債」です。ほとんどのクライアントの問題は睡眠負債が溜まっていることです。
睡眠負債とは脳が充分な睡眠を取れていないことです。つまり寝不足が原因ということです。寝不足だと睡眠をとろうと脳は求めるので当然厳しくなります。今回のメソッドでは「高密度仕事術をする」、「朝2時間自分の第2領域に投資すること」を目的にしています。そのためには脳のエネルギーが必要です。あなたに必要な睡眠がどれぐらいなのか把握します。そして睡眠負債をためない生活習慣を定着させます。
3つ目の理由は「例外パターンが多い(飲み会、残業、土日の遊び)など」です。早起きリズムを始めても、急な飲み会や残業が入ったりするとせっかく早寝早起きをしていたのに、リズムが崩れて起きる時間が遅くなってしまう。このイレギュラーや例外パターンへの対応技術がないために挫折してしまうのです。どうしてもイレギュラーは発生します。ここに習慣化の原則に基づいて柔軟に対応することが大切です。この「イレギュラー対応技術」も扱っていきます。
意思や根性で早く起きようとしても大切な原則を押さえていなければ体内時計は変わらず、睡眠欲に負けてしまいます。夜型のビジネスパーソン100名以上の生活を変えてきた早起き技術で、ムリなく生活習慣を朝型にしていきます。
一日の働く時間を改善しなければ、自分にとって重要な第2領域への投資はできません。ドラッカーの言葉にもあったように、時間を計測しなければなりません。時間の診断はコンサルティングを受けなければ自分では分からないものです。時間をリアルタイムで管理し、改善するコンサルティングを受け、さらにグループコンサルの別の参加者の課題を聞くことで自分の問題が多重的に解決するという魔法のような現象も起きます。
先ほどもご紹介した通り、短時間で高密度集中する仕事習慣が身に付きます。これにより、睡眠をしっかりとり、ムリなく早く起き、残業を劇的に減らすことができます。しかも成果は高まります。つまり“できる人”になっていくのです。
高密度仕事術で生み出した時間を自分の重要な時間へ投資できます。たとえば・・
・健康のためのジョギング、トレーニング
・独立のための準備
・英語の勉強
・資格取得の勉強
・家族とのコミュニケーション
・子どもとのかけがえのない時間
・自分とゆっくり対話する時間
・読書をして自分を高める時間
・ゆっくりリラックスする時間
このような第2領域のための時間を2時間生み出しましょう。それも毎日です!この2時間を習慣化すれば、人生が変わり、充実すると思いませんか?
夢が叶う
朝、2時間の第2領域に集中することで人生の満足度が高まります。夢が叶います。私はサラリーマン時代、仕事と両立して1年間起業準備をしました。まさに朝2時間投資をしたのです。1年で1000時間投資したことになります。これにより、収入の安定を保ちながら準備をして独立することができました。毎日忙しいからと言い訳するのは簡単です。でも、それで人生が終わってくか自分で時間を作り出すかは選択の問題です。そのためにも、今の生活習慣、仕事習慣を変える必要があります。
私はこれまで個人コンサルティングと早起きセミナーを通じて、夜型の生活習慣者100名以上を変えてきました。その中には、金融機関でトレーディングをしている方、大手コンサルティング会社で超過密スケジュールの仕事をしている方、ワーキングマザーの方、生活リズムが不規則な医療従事者まで様々なバックグランドの方が来られます。どの人にも私の早起きの技術は効果的でした。原則は汎用的です。
人生の主導権を握り、自分との約束をストイックに守れると習慣化する力が身に付きます。また、今回は早起きと時間の習慣を身につける過程で他の習慣もコントロールできるようになります。自己信頼感が高まり、自分との約束を守ることができている状態はポジティブな思考も手に入れます。さらに古川が伝授する「習慣化の技術」を知れば鬼に金棒。
朝、2時間の自己投資時間を生み出すためには、早起きすることが書かせません。しかし早起きというのは生活習慣を変えることであり、通常の習慣化とは異なり非常に難易度が高く困難です。ここでは生活習慣を朝型にするための原則とスケジュールをつくります。
○カリキュラムの一部
「高密度仕事術」です。高密度で仕事を短時間で終わらせる技術を習得します。時短といっても人それぞれ何が非効率に原因になっているかは異なります。時間簿の取るツールと使い方を覚え、日常生活で毎日改善し続けるための「時短5つの原則」を習得します。この2週間の期間で時短がどんどん進んでいくことでしょう。
○カリキュラムの一部
朝型生活習慣と高密度仕事術をどのように習慣づけるか、習慣化の方法とポイントをお伝えします。
○カリキュラムの一部
先着10名の方には、早期特典として、通常講座費、54,000(税込)を
32,400円(税込)(40%OFF)にてご案内します。
定員になり次第、締め切ります。
日時 : | 2016年5月29(日)10:00〜17:00 |
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習慣化コンサルティング株式会社 代表取締役
米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー
関西大学卒業後、日立製作所などを経て2006年に独立。
約2万人のビジネスパーソンの育成と約500人の個人コンサルティングの現場から「続ける習慣」が最も重要なテーマと考え、日本で唯一の習慣化をテーマにしたコンサルティング会社を設立。オリジナルの習慣化理論・技術を基に、個人向けコンサルティング、習慣化講座、企業への行動定着支援を行っている。
著書は現在10冊で計30万部を超え、中国・韓国・台湾など海外でも広く翻訳され読まれている。
主な著書に『30日で人生を変える「続ける」習慣』、『新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣』、『7つの心のブレーキを外せばうまくいく「すぐやる習慣」』、『マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣』などがある。また、メディア実績として、朝日新聞、日経ビジネス、日経ウーマン、OZPLUS、プレジデント、
プレジデントファミリー、プレジデントオンライン、「企業と人材」、ラジオJ-WAVE「SMILE ON SUNDAY」への生出演等がある。
<著書>
『30日で人生を変える「続ける習慣」』(日本実業出版社)
『人生を絶対に後悔しない「やりたいこと」が見つかる3つの習慣』(日本実業出版社)
『マイナス思考からすぐに抜け出す9つの習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
『無理なく続く英語学習法』(ジェイソンダーキー氏と共著)
『人生を決める成長スイッチをONにする』(PHP研究所)
『新しい自分に生まれ変わる「やめる習慣」』(日本実業出版社)
『7つの心のブレーキを外せばうまくいく「すぐやる習慣』(朝日新聞出版)
『力の抜きどころ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
「早起き」の技術(大和書房)
場所 : |
東京田町 グランパークプラザ カンファレンスルーム3F会議室 東京都港区芝浦3-4-1 JR山手線 田町駅(徒歩5分) 地下鉄三田駅(徒歩9分) http://www.granpark.jp/access |
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定員 : | 20名前後(定員になり次第締め切り) |
料金 : | 料金:お一人様 54,000円(税込) ※先着10名様までは、早期割引として32,400円(40%OFF)にてご案内します。 |